おうちをカフェに変える紅茶

大阪・高槻のはずれの紅茶教室/オンランストア「always*always」主宰が綴る、おうちをカフェに変える秘訣など

ティーカップのオハナシ。

こんにちは。

大阪・高槻のはずれの小さな紅茶教室

「always*always」です。

 

再び猛暑が続く今日この頃ですが

秋は確実にそこまで来ている・・・ハズ。

(暦の上ではとっくに秋ですしね。)

 

 

 


 

今回はティーカップのオハナシ

コチラの記事の

alwaysalways0624.hatenablog.com

ティーポットに引き続いて

今回はティーカップの選び方のオハナシです。

 

ティーカップは、ティーポットのように

「絶対に失敗しないため」という感じではありません。

 

美味しい紅茶をより美味しく楽しむための

4つのポイントを書いてみますね。



 

美味しい紅茶をより美味しく楽しむための4つのポイント

 

1.背が低く、そこから飲み口に向かって広がっている

珈琲の香りは『上に立つ』って聞いたコトありますか?

だから、コーヒーカップは細くてシュッと上に向かっている

スタイリッシュなモノが多いですよね。

 

一方、紅茶の香りは『横に広がる』んです。

だから、ティーカップは背が低くて底から飲み口に向かって

ふわぁっと広がっているモノが多いでしょ。

 

ここ10~15年くらいで、

コーヒーカップらしさとティーカップらしさを兼ね備えた

「兼用カップが急速に増えてきたように思います。

兼用カップも便利です(ウチのサロンにもいくつか居ます)が

珈琲・紅茶それぞれの香りの立ち方の違いを踏まえて

カップのカタチが違う、というのも素敵ですよね。




2.カップの内側が「白い」

さて、ココで問題です。

 水色

コレ、なんて読むでしょうか。

正解は「すいしょく」。

抽出した紅茶の色のコトを、

水の色と書いて「すいしょく」と読みます。

 

この水色、その紅茶によって違うんです。

 

例えば、

インドのダージリンファーストフラッシュの水色と

スリランカのウバの水色は、

びっくりするくらい違います。

 


紅茶を飲む楽しみとして、味や香りだけでなく

「水色を楽しむ」というのもアリなんです。

 

カップの内側に色がついているよりは白い方が、

水色を楽しむのには向いています。

白地に植物などの絵が描かれているデザインのモノは

紅茶の中に柄が踊って、これまた楽しいです。

 


ちなみに。

ダージリン」とか「ウバ」などというのは産地名ですが

「ブレックファスト」「アフタヌーン」などというのはブレンド名。

ブレンド、つまりいくつかの産地の茶葉が混ざり合っています。

そのため、水色もいくつかの茶葉の色が混ざっています。

(ウチの紅茶も、すべてブレンドしています。)


・・・と考えると

広く飲まれている紅茶の多くはブレンドされているので

純粋な水色とは言えないかも?

でもでも、視覚でも紅茶を楽しめるというのは

なかなかステキですよ。

 


3.「ボーンチャイナ」でできている

ティーポットの記事で書こうかと思ったのですが

ティーカップのためにとっておいたポイントです。

 

ボーンチャイナ、ってご存知ですか?

牛や豚の骨を細かく砕いて練りこんだ土で焼いた磁器のコトです。

お手持ちのティーカップを裏返してみて

「bone china」と書いてあったら、それがそうです。

でね、このボーンチャイナ

「薄くて」「軽くて」「丈夫」という特徴があります。

ホントに薄いので、唇に当てた時にほとんど質量を感じません。

そして薄いので、紅茶を飲む時に紅茶がダイレクトに

口に入ってくるような感触と味と香りを楽しむコトができます。


ちなみに。

もう一つ、ボーンチャイナの特徴として絶対にお伝えしたいのは

「使えば使うほど、白が鮮やかになる」というコト。

ボーンチャイナの茶器はちょっとよそ行きというか、

持っていても使用頻度の低い方も少なくないのでは。

でもね、使ってあげた方がホントに白が鮮やかになっていきますので

どうぞ使ってあげてくださいませ。

 


4.持ち手がしっかりしている

ティーポットの時にも書きましたが、

ティーカップもそれなりに「重い」です。

華奢な持ち手だと危険なので、しっかりした

(少なくとも指がキチンとひっかけられる)

持ち手のモノを。

 

 

理想のカタチのティーカップ

これらの観点を兼ね備えているティーカップは・・・

 

f:id:alwaysalways:20190908215221j:plain

 

f:id:alwaysalways:20180315200752j:plain

 

 

f:id:alwaysalways:20190912162904j:plain

コチラはボーンチャイナではありませんが
その他の条件は今回の記事の通り。

 

f:id:alwaysalways:20190912170210j:plain

 

などなど。

 

 

 

 「お気に入り」でお茶しよう


お気に入りのティーカップがあると

「あのカップでお茶を飲みたいからお茶にしよ」

という楽しみができます。


忙しい日々でちょっと疲れてしまっても

「今夜はあのカップでお茶するぞ」と

思えば、その日一日楽しく過ごせたりするものです。

 

 さらに

「あのカップ」が美味しい紅茶との相性がいいなら

願ったりかなったりではないでしょうか。

 

 

おうちをカフェに変える紅茶

always*always

 

 

▼現在参加募集中のイベント▼

alwaysalways0624.hatenablog.com

alwaysalways0624.hatenablog.com